REPORT 2024年2月13日掲載

今井先輩からこども食堂にご寄付をいただきました。

 2月12日(月)は、2月の「移動こども食堂」の日でした。2月1日に2回目の能登半島地震の被災地支援の炊き出しのため、5トントラックで仲間共々3人で訪問したお話なども伺うことができました。

 支援物資はたくさん集まってきているけれど、それを配ったり整理したりする人が不足しており、炊き出し以外の時間は支援物資置き場の整理に費やされたそうです。また、まずは避難所に届けられた支援物資は、その場の担当ボランティアの一存判断では避難所から外に運び出すことはできなく、七尾市役所の指示が必要です。しかしながら、同市役所の職員や関係者も限られ多忙ゆえ、運搬の判断が後回しになり、支援物資が余っているという現状だそうです。

 さらには、トイレ問題は深刻で、トイレが少ない場所は避難者さえもトイレを気軽に使えません。食べ控え、飲み控えをしており、その結果、体調を崩しがちの方が増えており、また感染症も発生しやすいそうです。これらは、熊本や東北の震災の時にも起こった深刻な問題だそうです。

 首都圏に住んでいると、つい被災地への思いが薄れていきますが、まだまだ私たちが心を寄せて、見守っていく必要があることを実感したお話でした。

 また、今日は、会員の今井亨先輩から、こども食堂に役立てて欲しいとご寄付いただいた、「手作り味噌」をお渡ししてきました。今井先輩、ありがとうございました。

 こども食堂は、毎月開催されます。お時間がありましたら、是非ともお立ち寄りいただけると幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。(山﨑久美S60キリスト教卒)