湘南サイクリングクラブ

2017年1月18日


         <第16回クラブラン>

  

日時:118

 集合:城ヶ島公園第一駐車場

 コース:馬の背洞門~城ヶ島公園~城ヶ島灯台~白秋碑~宮川公園~三崎港~集合地

 走行:約13km

 参加:7

  

新年の走り初めは大寒直後の一番寒い時期に可憐な花が咲き誇る城ヶ島公園の水仙観賞と三崎で海鮮ランチを目当てに実施した。

 前週末はこの冬一番の寒波襲来で気がかりであったが善男善女のサイクリストには空も優しく、この時期とは思えない暖かさで風もなく快適な一日となった。

  

集合地の城ヶ島公園第一駐車場へは京急三崎口駅まで電車、そこから自走組、車組と各自集結。公園には「かながわ花の100選」の一つ、30万本に及ぶ水仙が見頃で丁度、水仙祭りも開催されており人出もそこそこである。

 まずは、公園入口へ自転車を停めてウミウ生息の岩礁を横に見ながら階段降り、海辺の「馬の背洞門」へ。まさに自然が作り出した芸術品の海食洞門で見入ってしまう。

 

階段上り水仙の香りも嗅ぎながら公園内を東端へ、房総半島が間近かだ。目を転じれば伊豆大島の島影も大きく見える。下の岩礁地帯には安房埼灯台が、健脚揃いのメンバーは当然の如く階段降り灯台目前まで「健康ウオーキング」、無数の貝殻が目に飛び込む。ここまで降り立ったのは初めてのメンバーも多く、しばし解放感に浸った。

  

再び階段を登りきるがすでに身体は汗ばむほど、自転車へ戻り、西端の城ヶ島灯台へ走り出す。灯台からは丹沢、箱根、伊豆の山々が見渡せ富士山もかすかに頂き付近が顔を出している。この灯台は西洋式としては5番目に点灯、既に150年近い歴史との事。

 予定では対岸の三崎港でランチであったが、すでに12時まわり、ウオーキングでエネルギーも費やしお腹の虫も騒ぎ出し、目の前の京急ホテルレストランへ入った。

 海鮮ランチの中でも「金目鯛の煮付け」は身も厚く新鮮で美味しく、さすがにグルメ党はお目が高い、マグロ、葉山牛メンチも美味しく一同大満足であった。

  

ここまでは「健康ウオーキング」&「グルメの会」の如しであったが、ランチ後はサイクリング再開で城ヶ島大橋直下の白秋碑へ立ち寄る、小学校の遠足以来半世紀以上

 ぶりというメンバーも、当時は橋があったか?古談義もはずむ。昭和35年開設の白秋記念館も見学、しばし学習タイムである。

 対岸へは橋の急坂を登ったが、やはり脚力の差が顕著に出てしまう、登坂はマイペースが基本だ。城ヶ島公園から大きな風車が見えた宮川公園まで走り、真下から見上げる風力発電の塔は迫力満点。

 三崎港まで下り、海鮮市場の「うらり」でお土産タイム過ごして再び橋の急坂上り

 集合地へ戻った。

  

走行距離はおそらく過去1番短かかったが、真冬の1日、好天にも恵まれバラエティに富んだ新春クラブランとなった次第です。

 

鈴木宏和 (S50) 記

 

当日の写真です。