湘南サイクリングクラブ

2016年2月18日  


               <湘南サイクリングクラブ 第9回クラブラン>

                       

 実施日: 2月18日(木)

 集合 : 上府中公園(小田原市)10:00 

 参加 : 6名

 

コース: 上府中公園~(酒匂川サイクリングロード)~二宮尊徳記念館~瑞雲寺~中河原梅林~宗我神社~城前寺~別所梅林(解散)~上府中公園

 走行距離:16km     

   

本年2回目のクラブランは新メンバーも加わり6名参加で行った。

 都合で参加できなかった「晴れ女」メンバーからの祈り通じ暖かな晴天で一同感謝

 集合地の小田原上府中公園までは各自、車、電車で集合、ブレーキ、空気圧等を再チェック、安全走行を改めて確認しあう。

 まずは二宮尊徳記念館を目指し酒匂川サイクリングロードへ入る。川面を渡る風はまだひんやりするが春は確実に進んでいる実感で気持ち良い。土手沿いのサイクリングロードから少し入った所に二宮尊徳の生家と記念館があり見学へ。自転車を停めてるとボランティア説明員の方が寄って来て「自転車だねえ、どうぞどうぞ」と案内された。遠い昔の小学校に二宮金次郎が薪を背負った像が建っていた印象からは小柄な姿と思いきや実物大の像が広場に立っており、180センチ超の凛々しい姿であった。

 この説明員の方に萱葺の生家、記念館を1時間近く詳細にご案内頂き、メンバー一同、じっくり学習出来た次第。

  

再び土手沿いの道から報徳橋を渡り、曽我梅林へ向かう。曽我梅林とは中河原、原、別所の各梅林の総称で約35000本もの梅が咲き誇る関東屈指の梅林でこの時期は梅まつりが開催されており多くの人でにぎわっている。

 この地区は、かつて曽我庄と呼ばれて、仇討ちで名を馳せた曽我十郎・五郎が育った場所で兄弟ゆかりの史跡も多々ある。中河原梅林近くにある瑞雲寺は曽我兄弟が仇を討つ為の願文が納められており、この時期は水仙と梅が咲いてる花の寺だ。青空に映える水仙と梅が鮮やかであった。

  

昼食は近くの蕎麦屋さんで梅おろしそば、などで花談義、サイクリング談義など、和やかに。

 次は代々の小田原藩主から尊崇された由緒ある宗我神社へ、想定外?の急坂だったが唯一電動サイクルのKさん始め健脚メンバーが実力を如何なく発揮、他メンバーも幸い100m程で休む間もなく押し歩いて到達。さすがに訪れる人もまばらで愛車を本殿前に並べ、祈願記念にパチリ。(ちなみに神社名「宗我」で正しいです)

  

続いての曽我兄弟の菩提寺、城前寺までは注意深くダウンヒル走行、サイクリングの醍醐味を少しばかり味わう。かつての曽我城門前にあった事からその名がついたらしい。

  

いよいよ最大規模の別所梅林へ乗り入れる、平日とはいえ見頃迎えた梅林は多くの人出で賑わっている。自転車のメリットは駐輪場所に悩む事無く中心部まで乗り入れ可能な事で梅の香漂う中、咲き誇る梅をたっぷり観賞する。

 枝垂れ梅も見事に咲いており色鮮やかなウエアがひときわ映える。

 更に古梅の枝垂れがやや離れた場所にあるというので、探しながら梅散歩、

 道路沿いの民家に見事に咲いており手入れの行き届きにも感心しかり。

先程はややかすんでいた富士山も雪に覆われた姿を見せつつあり、実に爽快な気分となってきた。自転車で走って、歩いて暖かい気候で喉も乾いて、タイミングよくジェラード店が。自ずと足が向き、梅ジェラートなどで休憩がてらここでも諸々談義が弾む。

  

梅の花と香りに後ろ髪を惹かれる思いであったがそろそろ帰路へ向かう、電車組と車組で方向異なり梅林で解散、集合地までは16kmと、クラブラン最短記録であったが、春の息吹き感じつつ健康的に楽しく過ごせた一日となりました。

次回は桜お花見がてら走る予定です。

                       '(鈴木宏和 S50卒 記)

 


当日の写真です。