健康ウォーキングの会

2013年1月26日



 1月26日(土)快晴なれど寒風強し。参加者18名(男16名・女2名)。大島さん(S41社)が初参加。今日は平塚七福神巡り。平塚駅を中心に約8キロ で寺社と史跡等を巡ります。平塚観光協会が一昨年に立ち上げたルートで、平塚といえば七夕祭りが中心、他の観光誘致策として企画している中の一つとか。平 塚の町は明治、大正時代から軍の火薬廠があったため戦時中、集中的に爆撃に遭い、歴史的なものがかなり焼失したとのこと。

10時15分に平塚駅北口を出発。商店街を抜け妙安寺(大黒尊天)にお参り。鬼子母神を祀っていて門柱に彫られた鬼子母神の鬼の字には上の点が無く、改心 した鬼のツノが無くなったためとか。西に向かい、高麗山、湘南平の山を見ながら平塚宿の問屋跡に建つナマコ壁と火の見櫓を復元した消防署を過ぎ、旧東海道 を辿り春日神社(毘沙門尊天)にお参り。東に向かうと平塚の地名発祥の地、平塚の塚に立寄る。なお東に歩き平塚八幡宮(弁財天)に詣でる。社の裏を周り、 八幡山公園にて昼食。食後、園内に移築復元された旧横浜ゴム平塚製造所記念館(国の登録有形文化財・前身は日本火薬製造の英国人の住宅)を見学。明治の西 洋館の趣と歴史を係員の方に説明頂く。
 

次に市の東端にある蓮光寺(布袋尊)に参拝、境内の「持ち上げ地蔵」を試しに持ち上げる。女性にはちと重いか。相模川沿いに南下し、湘南潮来と称さ れる風景を見ながら河口付近の平塚漁港を巡る。この地は古くは須賀湊と言い、海路での大山詣で賑わい、大山が北にくっきりと見える。この通りは街路の電柱 が埋設され清々としている。空海が海路この地に着き滞在したとされている長楽寺(寿老尊)で先年再建された本堂の彩色された見事な仏像を見る。北に戻り三 嶋神社(恵比寿神)は相模の国の漁業、海運の守り神。道を挟んで西隣の善性寺(福禄寿)が7番目の神様。住職のお話しを伺う。こちらは別名「湯呑み寺」と 称され別棟に住職の収集した多くの作家もの湯呑みが展示されている。かくて無事、七福神を巡り2時40分、平塚駅南口にて解散。平塚の町歩きを楽しんで来 ました。

                                         小林捷二(S40経)